【2025年 年末調整ガイド】画像つきで分かりやすく解説!今年からの変更点も紹介

悩む人

年末調整の書き方が合ってるのか、正直よくわからない💦

悩む人

書類も多いし、毎年バタバタで後回しにしちゃう…

そんな人のために、2025年版の年末調整の書き方をわかりやすくまとめたよ!

この記事を見ながら進めれば、払いすぎた税金をしっかり取り戻せる可能性UP✨

そもそも年末調整ってなに❓

年末調整とは

税金を正しく計算することで、払いすぎた分が戻ってくる(還付)手続きのこと💰

毎月のお給料から引かれている所得税は、あくまでざっくり計算されたもの💨

日本経済新聞より引用
りさ

年末調整で正しく申告していけば、ムダな税金を払わずに済むよ👌

年末調整に必要な書類チェック📝

基本の提出書類はこの3つ👇

  • 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
  • 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書
  • 保険料控除申告書

必要な人は、以下の書類👇も必要だよ!

  • 住宅ローン借り入れ2年目以降の人:住宅借入金等特別控除申告書、住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
  • iDeCoに個人加入している人:小規模企業共済等掛金払込証明書
  • 保険に加入している人 : 控除証明書
  • 配偶者特別控除を受ける人:源泉徴収票や収入証明

各証明書は10月頃に届くので、なくさないように注意してね⚠️

年末調整の書き方をわかりやすく解説!

解説するのは、以下の書類だよ📝

りさ

それぞれくわしく解説していくね👌

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

出典:国税庁「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」

給与を2か所以上からもらってる人は、どちらか1か所にだけ提出!

①名前など基本情報

全員記入するところだよ!

②「A 源泉控除対象配偶者」

以下に当てはまる人は、配偶者の情報を記入してね!

  • あなたの年収が900万円以下
  • あなたと生計を一にしている
  • 配偶者が青色申告者・白色申告者ではない
  • 配偶者の合計所得金額が95万円以下
りさ

妻(夫)の年収が95万円以下の場合は、ほとんど当てはまるよ!

③「B 控除対象扶養親族」

居住者で、16歳以上(平成22年1月1日以前生まれ)の人がいる場合は記入してね!

また、一緒に住んでいない場合でも、以下に当てはまる人👇がいたら記入していくよ!

  • 16歳以上30歳未満の人
  • 70歳以上の人
  • 30歳以上70歳未満で、留学している人
  • 30歳以上70歳未満で、障害者の人
  • 30歳以上70歳未満で、扶養親族に年間38万円以上の支払いをしている人

16歳未満のこどもは、扶養控除の対象外なのでここには記載しないでね⚠️

④「C 障害者、寡婦、ひとり親又は勤労学生」

対象の人は記入しよう!

⑤「D 他の所得者が控除を受ける扶養親族等」

他の家族の扶養に入っている人がいる場合は、書く!

たとえば、妻も働いていて、妻が20歳のこどもを扶養している場合はその情報を書くよ✍️

りさ

「扶養されている人の情報」を記入してね💨

⑥「住民税に関する事項」

以下に当てはまる人は書くよ!

  • 16歳未満の扶養親族がいる人
  • 自分と生計を一にしていて、退職手当等を引いた所得が133万円以下の配偶者や扶養親族がいる人

退職金をもらうことで、所得税の控除対象外になっても住民税の控除対象になる場合がある!
その控除漏れを防ぐために、令和5年分(2023年)の年末調整の申告書から新設されたよ💨

給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書

出典:国税庁「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」
りさ

ブロックごとに、くわしく解説していくよ!

①給与所得者の基礎控除申告書

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

ここは、あなた自身の所得と控除の計算をしていくよ!

りさ

ここの書き方をくわしく解説していくね💨

STEP
自分の収入金額を記入

「あなたの本年中の合計所得金額の見積額」の欄に、以下の情報👇を書いていくよ!

  • 給与所得(1月〜12月までの年収の目安でOK)
  • 給与以外の収入(もし副業や雑所得などがあれば)

11月や12月の給料やボーナスはまだわからないと思うので、目安の金額で大丈夫👌

STEP
所得金額を計算して記入

収入をもとに所得金額を出すよ。

所得金額は、以下の表を見ながら計算してね!

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

計算するのが手間な方は、収入金額を打ち込むだけで自動計算してくれる神ツールを使ってみて👇

\25年 年末調整対応/

STEP
合計所得金額を算出

上で出した所得の合計を「合計所得金額の見積額」に記入🖊️

STEP
当てはまる箇所にチェック

「控除額の計算」表を見て、自分の所得に当てはまる⬜︎にチェックを入れる。

STEP
区分と控除額を記入

該当する区分(A・B・Cなど)と金額を記入して、対象の控除額を記入!

たとえば、所得金額が336万以下の場合

区分:A

起訴控除額:88万円

「自分の所得に合わせてどのくらい控除を受けられるか」を決める重要なところだよ!

②給与所得者の配偶者控除等申告書

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

ここは、配偶者(夫や妻)がいる人が書くところ✨

りさ

順番に解説していくね!

STEP
配偶者の基本情報を記入

名前やマイナンバー、生年月日などを記入していこう!

STEP
「配偶者の本年中の合計所得金額の見積額の計算」を記入

配偶者の収入(給与+その他)を合計して、所得を計算💡

この所得金額も、この表👇を見ながら計算してね!

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」
STEP
「判定」の記入

Step2で出した所得金額などから、当てはまる⬜︎にチェックを入れる👌

そして、対象の数字を「区分Ⅱ」の下に書くよ!

所得が58万円以下なら「配偶者控除」58〜95万円以下なら「配偶者特別控除」がもらえるよ🫶

STEP
控除額の確認と記入

自分(区分Ⅰ)と配偶者(区分Ⅱ)の組み合わせで控除額が変わるから、表を見てチェックしてね✨

STEP
控除額を記載

ステップ4で求めた控除額を書くよ!

記入する場所
  • 区分Ⅱが①・②の人:「配偶者控除の額」に記入
  • 区分Ⅱが③・④の人:「配偶者特別控除の額」に記入

③給与所得者の特定親族特別控除申告書

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

2025年から新しくできた項目だよ!

「19歳〜22歳未満の子どもで、 収入が58万円〜123万円以下の人」がいる場合は書く✍️

りさ

大学生の子どもがいる人は、しっかりチェックしておこう!

STEP
特定親族の情報を記入

氏名・マイナンバー・生年月日(平成15年1月2日〜平成19年1月1日生)を入力。

STEP
控除額を確認

下にある表を見て金額をチェック!

STEP
控除額を記入

「特定親族特別控除の額」欄に金額を記入して完了🙆‍♀️

④所得金額調整控除申告書

出典:国税庁「記載例 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」

自分の年収が850万円を超える場合だけ記入するよ。

保険料控除申告書

以下の控除を受けるために書く用紙だよ!

①生命保険料控除

出典:国税庁「記載例 給与所得者の保険料控除申告書」

10月頃に自宅に郵送されている「生命保険料控除証明書」が必要だよ!

生命保険料控除はこのサイト👇を使えばササっと終わる✨

▶︎生命保険料控除額計算サポートツール|第一生命公式HP

りさ

最後に計算された数字を書き写すだけだから、簡単🫶

②地震保険料控除

出典:国税庁「記載例 給与所得者の保険料控除申告書」

ここは、地震保険料控除証明書の内容を書き写すだけでOK!

③社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除

出典:国税庁「記載例 給与所得者の保険料控除申告書」

国民年金保険や、iDeCoなどをやってる人が記入する用紙だよ!

住宅借入金等特別控除申告書

出典:国税著「記入例 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申請書兼(測定増改築等)住宅借入金控除計算明細書」
りさ

この用紙は、住宅ローンを組んで2年目以降の人が書くよ!

「年末残高証明書」がローンを組んでいる金融機関から郵送で届くから、それを見ながら記入していこう!

2025年の変更ポイント🔍

今年(令和7年分)は、控除額の変更や新しい制度が登場してるよ👇

スクロールできます
項目令和7年からの変更今まで
基礎控除所得に応じて58〜95万円に増額✨(2年間限定特例)一律48万円
特定親族特別控除19〜22歳の子どもがバイトしてても段階的に控除OK🙆‍♀️なし
給与所得控除最低65万円に引き上げ!最低55万円
配偶者・扶養控除対象年収123万円以下まで拡大!年収103万円以下
りさ

子育て世帯・共働き家庭にはうれしい改定だね👏

まとめ|知らないまま放置すると損するかも💦年末調整を見直そう!

年末調整って、正直めんどくさいけど…ちゃんと書くとお金が戻ってくる大事な手続き💰✨

2025年は基礎控除の金額アップや新しい控除制度が始まるから、「去年と同じでいいや」は危険⚠️

記入漏れや扶養のミスで、もらえるはずの還付が減っちゃうことも💦

この記事を見ながら、焦らず1つずつ進めていけば大丈夫だよ🙆‍♀️

りさ

不安なところがあれば、InstagramのDMで気軽に聞いてね💌

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この記事を書いた人

30代夫婦+こども3人の5人家族

結婚してから家計管理に目覚め、9年間で4000万円貯蓄達成!
毎日忙しいママでもできる、ほったらかし投資で賢く資産を増やしてます。
メリハリつけた家計管理で、『賢く貯めて楽しく使う』がモットーです。

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